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by jingsenn
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箱根駅伝感想

いろいろいわれていますが。。

「史上初、3校途中棄権=指導法などに批判も-箱根駅伝」

前回大会(2007年第83回)は、まだランナーではなかったので、ただただすごいな…と思うだけだったのですが、今回(2008年第84回)は、ランナー目つきで見てました。

この記事のなかで関東学連の青葉昌幸会長は「情けない」と各校の指導法を批判したりしてますが、ちょっと無知すぎではないでしょうか。今回初めて知りましたが、15km過ぎまで無給水で走らせてるんですね。ほんとビックリです。そんなの70年代のスポ根の遺産でしかないですね。最近ランナーになった私でも「給水の大切さ、エネルギー補給の大切さ」は知ってますよ。聞くと、倒れたランナーは脱水症状・低血糖状態だと。あからさまに補給不足ですよね。そんな状態で走らせるのは危険極まりない行為だと思います。

と、ここでちょっと論調が変わりますが、マラソン出場のためには、コンディションを整えて臨むのが当たり前です。コンディションを整えるというのは、筋力などの状態を維持するだけではなく、体内にエネルギーを蓄えておくことを数日前から行う必要もあります(カーボローディング)。そこが上手く出来ない選手は本番で力を発揮できません。そのような準備が行われていたかというと…事実は分かりませんが、準備不足があったのかもしれません。

という上記の理論はビギナーランナーでもちょっと本を読めば分かること。ひょっとしたら一番の問題は、こんなことなんじゃないでしょうか。


 「わかっちゃいるけど、箱根の伝統を守ることが最優先」(ルールを変えない)
 「わかっちゃいるけど、箱根で勝つことが最優先」(直前まで根を詰める練習)


なんかそんな感じがしますね。だとしたらもう少し肩の力を抜いたほうが良さそうですね。勝負にこだわることは大事ですが、勝負にこだわりすぎて身を滅ぼすのは本末転倒ですよ。


それでも…観戦しちゃうんですけどね。
by jingsenn | 2008-01-04 23:52 | ●雑記